藤沢市は来年1月から県内初となるウェブ口座振り替えによる市税納付サービスを開始する。同時に電子決済やスマートフォンアプリによる決済も新たに導入し、行政サービスのデジタル化を推進する。
ウェブ口座振り替えの対象は市税、国民健康保険料、介護保険料、後期高齢者医療保険料、学校給食費(小学校)など8科目。パソコン、スマートフォン、タブレット端末からインターネットを介して24時間いつでも申し込みができる。金融機関窓口に出向く必要がなくなり、口座振替依頼書への記入や押印も不要となる。
また、インターネットバンキングなどで支払いができる電子決済サービス「Pay―easy(ペイジー)」と納税書に印刷されているバーコードを読み取るスマートフォン決済アプリも受け付けを開始(科目はそれぞれ異なる)。市が2006年に全国で初めて軽自動車税の納付で導入したクレジットカード納付は対象科目と上限金額を拡大する。
行政サービスの電子化について鈴木恒夫市長は19日の会見で「(デジタル化は)役所の効率化につながる。市民が利用しやすいよう、できることから取り組んでいく」と述べた。
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