市政報告 市民の安全安心につながる活動を 藤沢市議会議員 くりはら貴司
昨年は新型コロナの影響で藤沢市も変化を余儀なくされた1年でした。その中、私は市議として、また子どもを持つ一人の市民として市に課題を質し、要望を届けてきました。その一部をご報告いたします。
【コロナ禍の学校行事。子どもや保護者に選択肢を】感染拡大予防の観点から市内の小中学校の行事が中止になっています。感染拡大が大きな懸念となる今は難しいですが、一定の収束が見えたならば部活動の発表や修学旅行など子どもたちの想い出となる行事の実施可否は、当事者である児童・生徒、そして保護者が選択できる機会を作ってほしいと求めました。
【停電時の避難の安全確保を】地域のおやじパトロール隊で感じたことが、災害時の停電で防犯灯が消え、標識が見えにくくなる不安です。真っ暗な中の避難は地元の方々はもちろん、土地勘のない転入者や観光者はなお大きな不安を抱えます。人口が増え続け、観光地を抱える藤沢だからこそ、蓄電式や自発光式の防犯灯の採用など対策を訴えました。
【鵠沼奥田線など未着手道路の適切な情報発信と早期対応を求む】本市には鵠沼奥田線など昭和30年代に計画されていながら、進んでいない未着手路線があります。しかし、計画地周辺の市民には進捗は何も知らされていない状況です。渋滞解消に対して効果の高い路線でもあります。市には現状の認識と今後の計画の周知や早期の対応、そして先行取得した土地の有効活用を求めました。
【シルバー人材センターの一層の活用を】元気で働きたいご高齢者の皆さんに仕事を紹介する同センター。登録者2千人に対し実働者は半数の1千人と残念な結果になっています。登録者のニーズと求める側のニーズのミスマッチが見てとれます。人材不足の昨今、PRや民間との協力で、機会を増やし、仲間や生きがいづくり、そして健康長寿へとつなげていってほしいと求めました。
未だコロナの収束が見えませんが、市民の暮らしは粛々と進められます。その歩みに少しでも安心が届けられるよう、今年1年も精一杯活動してまいります。
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