藤沢 教育
公開日:2021.02.19
ベンチで繋ぐ五輪の輪
藤沢工科高校生が製作
県立藤沢工科高校の生徒がこのほど、五輪競技のセーリングのロゴマークが描かれた、手作りの木製ベンチを製作した。同校3年生が履修する「課題研究」の授業の一環。その内「木材加工」を選択した13人で、3つのベンチを仕上げた。
同校ではこれまでも、五輪のロゴマークをデザインしたベンチを製作し、藤沢市や神奈川県などに寄贈している。今回は、フランスセーリングチームのホストタウンの鎌倉市に寄贈するため、同市のホストタウンロゴマークをデザインしたベンチを製作した。
製作期間は4カ月。老若男女が安心して利用できるようにと角を丸くし、木を組み合わせて強度を高めるなど工夫。木の温もりを生かした横65cm、縦106cm、高さ42cmの立派なベンチが完成した。リーダーを務めた森内剛さんは「一生懸命作ったので大事に使ってくれたらうれしい」と話した。
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