藤沢版 掲載号:2021年3月26日号 エリアトップへ

江ノ島の民話をアニメ化した海ノ民話のまちプロジェクト実行委員長 沼田 心之介さん 鎌倉市津出身 40歳

掲載号:2021年3月26日号

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好奇心に蓋をしない

 ○…海にまつわる民話をアニメ化する日本財団の企画で旗振り役を務めている。今回の題材は自身の地元、湘南・江の島に伝わる民話「五頭龍と弁天様」。幼い頃から藤沢・鎌倉では友人と作った少年団で冒険に明け暮れ、江の島では湘南高校時代デートをした思い出も。龍と弁天の恋愛話ともいえる今作に「感慨深い」と屈託なく笑う。「今作に関われてよかった。大好きな湘南の魅力をアニメの力で伝えられたら」とほほ笑む。

 ○…小坂小学校、腰越中学校卒。祖父である画家・沼田一郎氏の影響もあり多摩美術大学へ進み芸術学を学ぶ。卒業後はアート系専門学校講師を経て映像制作会社に入社し、ゲーム「キングダムハーツ」シリーズなどディズニー作品の吹き替え演出などに携わった。

 ○…「一人で作品を作るより、多くの人と作品を作ることが向いているかも」と自覚し始めた時、転機が。10年前の東日本大震災。父のアニメ制作会社が、昔話を通じて地域の絆を深めようと「平成版・新日本昔ばなし」の番組制作を手掛けることになった。「震災で家族の大切さを感じていたから、親孝行のつもりで」と転職し音響監督を務めたが、好評を得て「令和版」からは監督に。現在は一般社団法人日本昔ばなし協会の理事を務めるまでになり「僕が孝行されちゃったみたい」と笑う。

 ○…監督や声優、どんな立場でも作品作りに欠かせないのは「好奇心」が持論。「アニメは日本を代表する文化の一つになりましたが、僕が子どもの頃、大人になると”卒業”するものだった。好奇心に蓋をしてしまうのは寂しいこと」と苦い思い出を振り返る。「自分の関わった作品が、大人、子ども問わず好奇心に火をつけられたらうれしい」

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