藤沢 教育
公開日:2021.04.02
体育で肌着 6校が「NG」
市教委 指導方法見直し指示
小学校の体育の授業で体操着の下に肌着を着ることを禁じる指導が全国的な問題となっていることを巡り、藤沢市内でも全35校中6校で同様の指導があったことが先月25日までに市教委への取材で明らかになった。
市教委では同問題を受け、各校へヒアリングを実施。肌着着用について質問したところ6校が「着用しないように指導している」などと回答した。「運動後に汗で濡れた肌着を着用すると体調を崩す恐れがあるための配慮」などが理由で、強制ではないとしている。
これについて市教委は「慣例はあるが、今の社会通念上、見直しが必要なものもある」と指摘。6校を含めた全校に「児童や保護者らの気持ちに寄り添う指導を基本に、着替えの用意を提案するなど指導方法の検討が望ましい」と通知した。
市立小学校での体操着は上は白の半袖、下は紺や黒のハーフパンツを基本としているが、肌着を含めた明確な着用ルールは設けていない。
同問題を巡っては2019年5月に保護者からの相談が学校や市教委に寄せられたのを機に、小学校校長会で「これらの問題は人権上の問題になる可能性がある」として注意喚起していた。
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