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藤沢版 公開:2021年7月9日 エリアトップへ

東京五輪聖火リレー藤沢区間の最年少ランナーを務めた 宮下 空唯(くう)さん 渡内在住 21歳

公開:2021年7月9日

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人つなぐ火付け役に

 ○…公道走行が中止となり先月28日、辻堂神台公園で走者90人が順番に聖火をつなぐ「トーチキス」に参加した。「藤沢、江の島を多くの人に見てもらえなかったのは悔しい」と率直な思いを打ち明ける。それでもランナー推薦者の藤沢メダカ関係者の喜ぶ様や、富士山清掃活動でお世話になった人が山梨県で同じく聖火に関わり、その火を奇しくも継いだ縁に触れ「人のつながりの大切さを実感」と感慨深い。

 ○…幼い頃、湘南台駅で展示を見かけた「藤沢メダカ」が、豊かな好奇心を育てるきっかけとなった。「希少な地域の固有種を育ててみたい」と6歳から保存活動に参加し、これまで計900匹を育てその輪を広げる。興味は地元の自然や海洋にも広がり、小4時には江の島の外周を歩いて冒険。現在はライフセービングにも参加し、休日には自宅から江の島岩屋まで往復17Kmを歩くことも。「健康のためなんですが、やっぱり好きな場所だから足が向く」

 ○…自称「オタク」で「活発」。通信制のN高校時代にアメリカ留学を経験し、現在は慶應義塾大学総合政策学部に在籍。「理系と文系を横断し、人と人のハブ役になりたい」とドローンを活用した研究や、有志団体による「空飛ぶ車」の開発に参加。道交法、航空法など法整備の視点で携わっている。

 ○…取材時に担いできた聖火トーチ。記念に購入したのにも意味がある。藤沢メダカの学校スタッフやドローン教室の講師として小学生と接する際に「直接トーチに触れてもらって、何かのきっかけにしてもらいたい。心に火が灯れば」と願う。幼い頃憧れたレスキュー隊をモチーフにした戦隊ヒーローのように、「人のために力になる」を原動力に、走り続ける。
 

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