(PR)
「核兵器ゼロの思いを皆で」 湘南地域連合 「ピースウィーク」
県内の労働組合で構成され、労働者支援、社会貢献活動を展開している連合神奈川の地域組織、湘南地域連合(鈴木桂議長)は、広島や長崎に原爆が落とされた8月上旬をピースウィークと定め、地域内主要駅での街頭行動で核兵器廃絶を訴えている。昨年に引き続き、街頭行動は見送るが、鈴木議長は「8月のこの時期に地域の皆さんと平和を願う思いを共有したい」と話す。
核兵器は世界中の国が危険性を認識していながら、現在も1万3千発以上あると言われている。そんな中、国連では122を超える国と地域の賛成で採択された核兵器禁止条約を今年1月22日に発効した。しかし、核保有国やそれに守られる日本などは背を向けているのが現状で、まだ道半ばとされている。
ピースウィークは、県内全自治体も参加している世界的な核兵器廃絶を訴える組織「平和市長会議」の取り組みを支持し、市民レベルで関心をもってもらおうという啓発活動だ。また世界唯一の戦争被爆国であり、そして被爆者も高齢化している今、「一日も早い実現を」との思いも強い。
「市民の穏やかな暮らしは平和があってこそ。その平和を脅かす非人道的な核兵器はあってはならない」と鈴木議長。「ぜひ、特設サイトで現状や、我々の願いを知ってほしい」と力を込めた。特設サイトは「2021連合神奈川ピースウィーク」で検索を。
|
<PR>
|
|
|
|
|
|