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コロナ禍困窮者の受け皿に フードバンクふじさわ半年で900人が利用

コミュニティ社会

掲載号:2021年10月8日号

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(左から)鷲尾さん、市社会福祉協議会の村上尚さん、野副さん
(左から)鷲尾さん、市社会福祉協議会の村上尚さん、野副さん

 藤沢市内を拠点に、家庭や企業で余った食料品を集め、必要としている困窮者に提供している「フードバンクふじさわ」。3月の発足から半年で、利用者は延べ約900人となった。行政や企業など約20団体へ支援の輪が広がりを見せる一方で、関係者は「利用者が抱えるコロナ禍の深刻な現状と課題が浮彫りになってきている」と話す。

 「久しぶりに子どもの笑顔が見られました」、「これでやっと大学の課題に専念できそうです」。ひとり親世帯と一人暮らしの大学生を対象に支援をする同団体には、連日こうしたお礼の言葉が寄せられる。

 同団体は今年3月末に設立。高齢者らの相談支援を行う地域福祉サービスの拠点施設「地域ささえあいセンター」など市内6カ所の「フードパントリー」を提供の拠点に毎週1回、米やレトルト食品、缶詰、飲料、菓子など集まった食料品を無償で提供している。

 利用者は、学費や食費、家賃の支払いのため、バイトをするも学校の課題に手を付ける時間が削られ困窮する大学生や、子どもにご飯を食べさせるのに手一杯の人、コロナに感染し仕事も生活もままらなくなってしまった人など様々。受け渡しの時には、涙を流す人や、菓子を手に喜ぶ子どもを見て安堵する親などの姿があるという。

支援の輪広がる

 同団体が、これまで食料品を提供したのは延べ900人。食品が不足したり、ボランティアの手が足りなかったりする局面もあったが、試行錯誤しながら支援を継続している。「民生委員や市民、団体・企業が支援してくれていて、助かっている」と代表の野副妙子さん(72)。市や市社協など行政とも連携し、窓口を一本化することで比較的スムーズな支援が実現できているという。

 一方で、市内のひとり親家庭は約2300世帯(15年国勢調査)と言われ、潜在的需要はあると考えられる。発起人の鷲尾公子さん(74)は「『伴走型』の支援で制度や仕組みのはざまにいる人たちに手を差し伸べていけたら」と話した。

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