対戦型ゲームで腕を競い合う「eスポーツ」で、辻堂を拠点にするプロチームがこのほど立ち上がった。不動産事業を展開する地元企業に籍を置きながら、世界大会出場を目指す。関係者は「ゲームを通じ、藤沢の知名度向上や将来的にはイベントなどで地域交流も深めていきたい」と話している。
チーム名は「Meteor(ミーティア)」。世界大会に出場経験もある3選手が所属する。
eスポーツは競技人口が世界で1億人を超えるとされ、プロの観戦を楽しむファンも多い。
チームはオフィスビルや起業支援施設などを運営する相澤土地(株)が新事業として発足。取締役の相澤利春さん(30)が元々eスポーツのファンだったこともあり、「成長分野の可能性を広げたい」と立ち上げた。
複数のプロリーグがある海外と比べると、日本は活動環境が充実していないといい、メンバーで藤沢市内在住のAvadoNこと工藤京介さん(24)は「定期的に活動できる拠点があるのはありがたい」と話す。今後3選手はシューティングゲーム「Apex Legends」の世界大会進出を目指し、同社が運営するシェアオフィスなどで大会前の打ち合わせや集中練習をするという。
将来的にはイベントなどを通じた地域交流も視野に入れており、「eスポーツはサッカーやテニスと同じくたくさん感動がある。その文化を発信していけたら」と相澤さん。工藤さんは「地元の応援は選手にとって大きなモチベーションになる。世界大会に出ることで藤沢の知名度向上に貢献したい」と話した。
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