藤沢市は5日、中華人民共和国雲南省昆明市と友好都市提携40周年を迎えた。
周年を記念し、両市は同日、オンラインで代表者会談を実施。鈴木恒夫市長、増田隆之藤沢商工会議所会頭や楊正暁昆明市人民代表大会常務委員会主任、孫群同市人民政府副市長らが今後の交流を確かめ合った。記念品として藤沢市から市内在住の工芸作家、後藤信治さん作の鎌倉彫スケートボードが贈られた。
また6日には両市の医療関係者によるオンライン会談も実施。新型コロナ感染症の世界的流行に関し、ワクチンなどについて意見交換を行った。
昆明市は、中国国歌の作曲者で1935年に鵠沼海岸遊泳中に23歳で亡くなった聶耳(にえある)氏の故郷。54年に聶耳氏をしのび、同海岸に記念碑が建てられたことをきっかけに交流が深まり、81年に友好都市が締結された。
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