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藤沢 教育

公開日:2021.12.03

湘南高校
甲子園制覇の偉業、後世に
野球部OBが記念碑寄贈

  • モニュメントを囲む(右から)片岡久興野球部ОB会長、上野孝湘友会会長、池邊直孝湘南高校校長、根本功氏(甲子園優勝時メンバー)、原田靖男氏(同)、横田麟主将

 72年前の偉業、後世の道標に――。



 県立湘南高校(鵠沼神明)に1949(昭和24)年に第31回全国高校野球選手権を初制覇したことを顕彰するモニュメント=写真=が完成し、先月21日に除幕式が行われた。



 同校野球部は創立4年目で県大会を制覇。甲子園では逆転劇を重ね、神奈川県勢に初めて深紅の優勝旗をもたらした。



 モニュメントはステンレス製で高さ140cm×幅50cm。今年が同校創立100周年と創部75周年にあたることから、功績を形に残そうと同部OB会(片岡久興会長)が建立し、同校に寄贈した。甲子園優勝の文字と当時の写真、聖地を制覇するまでの戦績などが記されている。



 この日は優勝当時のメンバー3人も駆けつけ、3番中堅手だった根本功さん(89)は「亡くなったチームメイトも多いが、皆喜んでいる。現役生には練習を積み重ね、まずは県制覇を目指してほしい」、片岡会長は「モニュメントにも刻まれているように先輩の偉業が若者の道標になれば」と語った。横田麟主将(17)は「歴史ある学校と部に所属することを実感する。甲子園出場を目指して先輩の後に続きたい」と意欲を新たにした。

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