江の島サムエル・コッキング宛=写真=の大規模改修を巡り、藤沢市が実施したクラウドファンディング(CF)に、応募期限の先月31日までに個人や法人など341件、約520万円の支援金が寄せられた。江の島への愛着を深めてもらおうと、昨年12月20日から43日間実施していた。
大規模改修は2003年の開業以来で、建物整備としては初めてCFを活用。目標金額は1280万円。達しなくてもリターンが実行される方式を採用した。
市によると最も申し込みが多かったのが、昨秋完成した温室遺構展示体験棟に個人名が刻める銘板コース(1万円)の152件。そのほか、同苑・展望灯台年間招待状(5千円・100件)や展望灯台のライトアップ色決定権(1万円・6件)などが寄せられた。
市が過去実施したCFでは支援者数、支援額ともに過去最多といい、市観光課は「江の島のファンの多さを実感した。応援のコメントも多く寄せられ、大変励みになる」と話した。
改修事業は2021年度からの2カ年計画。総事業費約3億円を見込んでいる。
藤沢版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>