獺郷にある湘南ふくし村の一角に1日、(社福)光友会が運営する自閉症や知的障害のある人を対象にした生活介護事業所「発達支援センター リエール」が開所した。
施設の延べ床面積は336平方メートル。利用者が作業する活動室や相談室、医務室などを設ける。場所は同法人が運営する湘南希望の郷ケアセンターのショートステイとして利用していた場所を活用。同施設が同じ建物の2階に移転したため、通所型の施設として整備した。
開設に先立って先月26日、内覧会=写真=が行われ、関係者らが施設の設備や機能について説明を受けた。
所長の尾上義和さんによると、自閉症の人は重度の知的障害があるケースが多い。生活支援事業所の需要が高い一方で、障害そのものへの理解は進んでおらず、支援が行き渡っていない実情があるという。尾上さんは「自閉症の方が地域の中で安心して暮らせるよう、サポートに取り組んでいきたい」と話した。
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