キリンホールディングス(HD)のキリン中央研究所は4月1日から、ヘルスサイエンス分野の研究開発を担う茨城県つくば市にある拠点を村岡東の「湘南ヘルスイノベーションパーク」(湘南アイパーク)に集約すると発表した。
同パークでは健康・医療分野を軸に、業種や組織の垣根を超えて産官学で技術革新に取り組む「オープンイノベーション」が進む。現在140社2200人以上が働いているといい、国内最大規模のサイエンスパークが形成されている。
同研究所はこれまで横浜市、つくば市、藤沢市の3つに分散していたが、一体化を図ることで研究員同士の知見を共有したり、業務を効率化。研究態勢を強化するとともに、他の企業・団体との連携による事業推進も視野に入れる。
今後同パークでの研究は免疫、脳機能、腸内環境の研究に重点を置くといい、同研究所の吉田有人所長は「湘南アイパークは非常に恵まれた環境であり、ここで新たな価値創出に挑戦していきたい」、同パークの藤本利夫ジェネラルマネジャーは「今後さらにオープンイノベーションが加速していくことを期待している」とコメントした。
藤沢版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
1周年記念しマルシェ開催3月29日 |
|
|
<PR>