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入院不要・外来受診で注目 無料公開講座 がん温熱療法「ハイパーサーミア」とは?
日本人の2人に1人が「がん」と診断される中、近年、注目されるがん治療のひとつが「がん温熱療法ハイパーサーミア」。この装置を地域でいち早く導入した村田会湘南大庭病院が、ハイパーサーミアについての市民講座を開催する。
がんは、正常細胞の遺伝子が傷ついてできた異常細胞が、無秩序に増え続けて発生する病気。つまり、がん細胞はヒトの細胞ということ。がん細胞は、42.5℃以上の熱を加えると死滅しやすい。
「がん温熱療法 ハイパーサーミア」はこの点に着目したがん治療。同院は「他のがん治療に比べ副作用も少なく、他の治療と併用した際の相乗効果も期待されている」と説明する。
講座では、温熱療法のメカニズムや治療方法、保険適応などについて解説。装置の見学や、講座終了後、医師と治療の相談も可能だ。
健康診断受けてますか?
誰もが発症する可能性のある、がん。「がんを含めた生活習慣病等を早期発見・治療するためには、自分の健康状態をチェックすることが重要。早めの健診実施を」と話す同院。自覚症状が少なく、体の不調による受診では手遅れになる可能性が高い病気も。同院では通院用の無料巡回バスも運行している。詳細は同院㏋へ。
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