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藤沢 スポーツ

公開日:2022.10.14

鵠沼高校女子バスケットボール部
2年ぶり全国の大舞台へ

  • 県予選で優勝し、ポーズを決める鵠沼高校の選手ら

 鵠沼高校女子バスケットボール部が、12月23日から29日に東京体育館と大田区総合体育館で開催される第75回全国高等学校バスケットボール選手権大会、通称「ウインターカップ」に出場する。2年ぶり2度目で、選手らは大舞台に向けて闘志を燃やしている。

 インターハイ予選上位8チームが参加できる9月の県予選では、初戦で秦野総合高校に84-45、準決勝で東海大相模附属高校に89-65で勝利し順調に勝ち進んだ。

 18日に迎えた横浜立野高校との決勝。前半は競り合うも18-19で終了。後半はゲームキャプテンの村上蘭菜さん(2年)の3ポイントシュート10本を含む35得点の活躍で巻き返し、59-42で勝利し、優勝。全国への出場権をつかんだ。

 他の強豪校はウインターカップまで3年生が残る中、同校は夏のインターハイで引退し、1・2年生のみの編成。しかし「下級生なのにすごいとは思われたくない」と部長の土田杷奈さん(2年)。「学年は関係ない。負けても失うものがないから、失敗を恐れずに暴れようと積極的にプレーした」と振り返る。

 強みである「脚力」を活かして他のチームより走り、苦しい展開でも粘り強くディフェンスし、自分達の流れを引き寄せた試合運びが持ち味だ。

 スローガンに「型を破るチーム」を掲げる。タスキを繋ぎながらも自分たちの代で新しい形を作るチーム造りを目指してきた。対戦相手の研究は部員一丸で、練習でも対戦相手を再現し試合に備えた。

 細木美和子監督は「昨年は秋季大会ベスト8。1年間をかけて分析・反省をして取り組んだ結果は、今後に繋がると感じている」と全国での活躍に期待を込めた。

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