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藤沢 社会

公開日:2023.01.13

防災の決意新たに

  • 水のアーチが青空にかかった一斉放水

  • 妙技を披露する藤沢鳶職連合会の職人ら

藤沢市消防出初式

 新春恒例の藤沢市消防出初式が8日、石川の消防防災訓練センターで開かれた。新型コロナウイルスの影響で、市民が観覧する形での開催は3年ぶり。消防職員や消防団員ら約660人が救助訓練や一斉放水など日頃の訓練の成果を披露し、防災への誓いを新たにした。

 第1部の式典で、鈴木恒夫市長は「国内で大規模な土砂災害が相次ぐなか、地域社会との連携が求められている。市民の安心安全を守るため引き続きがんばってほしい」と式辞を述べた。

 第2部では、ポンプ車やはしご車など約54台の消防車両が分列行進。大規模災害を想定した高度救助隊による救助訓練では、隊員らが役割分担をしながら迅速な救助活動を展開。ロープを伝って素早く要救助者を助け出した。

 はしご乗りでは、藤沢鳶職連合会の職員らが木やりと纏(まとい)振りともに妙技を披露。はしごを軽快に駆け上がり、片足で体を支えたり、逆さまになるなどの離れ技を披露すると、詰めかけた観客からは歓声があがり、盛んにスマートフォンなどで写真を撮影していた。

 消防団31分団中10分団が参加した一斉放水では、冬晴れの青空に赤や青、黄色など色鮮やかなアーチが空にかかり、来場者の目を楽しませていた。

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