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藤沢 教育

公開日:2023.03.10

命の大切さ学ぶ
善行中で特別授業

  • 赤ちゃんの人形を抱える生徒ら

 善行中学校で2日、命の大切さや重さを学ぶ「いのちの授業」が行われた。湘南助産師会が地域の小中学生を対象に取り組むイベント。同校1年生約130人が赤ちゃんの誕生についての講義や、妊婦体験などを通じ、命が産まれる尊さや母親の大変さを学んだ。

 前半は湘南助産師会が「いのちの始まり」と題し、受精から赤ちゃんが誕生するまでの過程を教示。妊娠7カ月の妊婦の胎動音や、出産の瞬間の映像などを交えた講演に、生徒らは真剣な表情で聞き入っていた。

 助産師の岡橋志保さんは生徒たちに「あなたは奇跡のいのちをもった大切な人。自分も相手も大切にしてほしい」とメッセージを送った。

 その後はグループに分かれ妊婦や子育て体験を行った。妊娠後期を想定した重さ約8kgのマタニティージャケット着用や、約3kgの赤ちゃん人形を抱っこした生徒らは「思ったより重い」「持つのが少し怖い」など興味津々な様子だった。

 授業を受けた久保心優さん(1年)は「お母さんが大切な命を生んでくれたことに感謝の気持ちを持ちたい」と話した。

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