藤沢 人物風土記
公開日：2023.03.17
おやじの会連合が主催した「子どものためのおやじフェスタ」の実行委員長を務めた
福島 和彦さん
鵠沼松が岡在住 44歳
一期一会、おやじの輪
○…「子どもたちの思い出に残る１日になっていたらうれしい」とおやじフェスを終えた思いを語る。ギネス世界記録挑戦を成功させ、職業や災害体験では数えられるだけでも１２００人を超える子どもたちが参加。おやじたちの熱い思いを叶えたいと委員長に名乗りを上げ、資金集めや気の遠くなる量の作業など不安ばかりだった毎日を乗り越えた結果だ。「多くの方の協力に心から感謝したい。たくさんの出会いがあって本当に楽しかった」。大きな達成感が胸にある。
○…おやじの会との出会いは７年前。長女が鵠洋小２年の時、夫人の活動に付き合ったことからだ。「なんで入ってないの」と”おやじ”先輩の一言で半ば強制入会。しかし参加してみれば友人との再会や、子どもたちの見守りの際親しみを込めて「おやじ」と呼ばれるうれしさを感じ、はまり込んだ。地域で広がる家族ぐるみのネットワークも大きな魅力。遊びはもちろん「地域の安全安心につながっている」と胸を張る。
○…鵠沼生まれの鵠沼育ち。戸塚区で暮らした時期もあるが、子どもが生まれることをきっかけに、自ら通った鵠洋小に通わせたいと帰ってきた。理由は「友だち、先生も良くって、海もあって外で思いっきり遊んだ。その思い出があったから」。ふるさとの人、地域が「大好き」だ。
○…好きな言葉は「一期一会」。一つ一つの出会いを大切にする。その心強い味方が夫人だ。「夜に10人くらいで自宅で飲みたいと言っても受け入れてくれる。すごいと思う」と感謝を込めた弁。そのおかげの地域ネットワークだ。「妻がいるから今の自分がある」。人生最高の出会いは夫人とのようだ。将来は「この地域のおやじ仲間とのんびり過ごす」。
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