戻る

藤沢 経済

公開日:2023.04.21

湘南アイパーク
「共創さらなる発展へ」
運営会社が発足

  • 説明会で登壇する藤本社長

 藤沢市と鎌倉市にまたがる創薬や次世代医療の研究開発拠点「湘南ヘルスイノベーションパーク」(湘南アイパーク)の運営会社「アイパークインスティチュート」(藤本利夫社長)が1日に発足した。武田薬品工業が主体だった運営業務を同社が承継。最先端の研究に取り組む産官学の入居者が共創する「エコシステム」のさらなる拡充に取り組んでいく。

 13日、報道関係者向けの事業説明会が開かれ、藤本社長が登壇した。

 新会社は武田薬品、産業ファンド投資法人(IIF)、三菱商事が共同運営。それぞれが有する知見や実績をもとに、より多面的なエコシステムの拡大と持続的成長を目指すという。

 藤本社長は、ボストンなど世界の先進都市で、スタートアップ企業をベンチャーキャピタル(VC)が投資し、産業集積が進むエコシステムの事例を紹介。日本が「バイオ医薬品創薬やVCで遅れをとっている」と指摘した上で、オープンイノベーションの拠点形成の重要性を指摘した。

 運営体制の移行に際し「中立性や求心性が高まる」とし、「今後さらに自由な共創や多様な連携が生まれる場を醸成していく」とした。

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

藤沢 ローカルニュースの新着記事

藤沢 ローカルニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS