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藤沢 教育

公開日:2023.05.12

文字のない絵本 湘南舞台に
CF支援でイラスト掲載も

  • 第1弾の鎌倉版と今回のCFチラシ

 今秋、湘南の街を舞台にした絵本を出版予定の鎌倉市在住の女性がネット上で資金を募るクラウドファンディング(CF)を実施している。制作するのは景色の中に住む人やキャラクターなどを細かくユーモアを交えて描いた文章のない絵本「ウィンメルブック」。今回の舞台は藤沢や江ノ島を含む全7エリアだ。

 ウィンメルブックはドイツ語圏で親しまれている絵本のジャンル。文章がない分、絵から物語を想像したり、読み手に解釈が委ねられる。

 企画したのはセノアトリエ代表の妹尾和乃さん。2021年までスイスに暮らし、子育てするなかで絵本に出会って魅了され、帰国後、鎌倉版のウィンメルブックを制作した。今回の湘南版に登場するのは、大磯・平塚・茅ヶ崎・辻堂・藤沢・江の島・鎌倉の7エリア。藤沢ゆかりでは江ノ電や新江ノ島水族館、商業施設のテラスモール湘南などを候補に構想中という。絵は同市内のイラストレーター、梶谷牧子さんが手掛ける。

 CFでは、「返礼品」として絵本を贈呈するほか、自分や家族、店のイラストを描いてもらう特典(1万5千円〜)も用意。妹尾さんは「市民の暮らしこそ、ウィンメル絵本向き。知っている場所や文化だから楽しめる」と魅力を話す。

 5月31日まで。目標金額は230万円。詳細は専用サイト「GREEN」の「湘南ウィンメルブック」のページへ。

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