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藤沢 社会

公開日:2023.05.26

地下道の砂きれいに
明治中おやじの会が汗

  • 松波交差点付近にある地下道に堆積した砂を撤去する明治中おやじの会メンバー

 生徒の父親が中心になって活動する「明治中学校おやじの会」が6日、国道134号線の松波交差点付近(鵠沼海岸)にある地下道で、堆積した砂の撤去作業を行った。

 この日活動したのは、同会シークリーン倶楽部のメンバーなど約20人。地下道は市街地と砂浜をつないでおり、近隣住民やサーファーらが利用する。潮風の影響で路面が見えないほど砂が入り込み、「両脇には80cmほど積み上がる」という。

 きっかけは1年ほど前。メンバーがランニングしていた際、地下道の状況を見て。歩行者や自転車が通りづらいだけでなく、車いす利用者は通れないことに問題意識を覚えた。

 活動は毎月第1土曜日に実施。この日は活動の趣旨に賛同した鵠沼おやじパトロール隊、第一中学校おやじネットワークも助っ人として参加。業務用バケツ20個を使い、約2時間かけて砂を通路外に出した。メンバーは「いたちごっこの状況だが、市民の皆さんのために継続していきたい」と話した。

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