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藤沢 社会

公開日:2023.06.09

市が関連予算案 24年4月から
小児医療費助成 18歳まで拡大へ

 藤沢市は1日、来年4月から小児医療費の助成対象を18歳以下まで引き上げる方針を明らかにした。藤沢市議会6月定例会に提出する一般会計補正予算案に関連費用約3千万円を計上した。

 市では現在、0歳から中学3年生までを対象に保護者の所得に関わらず通院、入院費用の自己負担分を助成している。市子育て給付課によると、新たに対象になるのは約1万2千人。事業費としては年間約3億円を見込んでいるという。今回の補正予算案にには対象拡大に伴うシステム改修や新たな小児医療証作成に係る費用を盛り込んだ。

 小児医療費を巡っては、市はこれまで段階的に助成対象を拡大。今年4月からは中学生の小児医療費助成の所得制限を撤廃した。助成の引き上げについて市は「子どもたちの健康増進と子育てに係る保護者の経済的負担の軽減を図る」としている。

 市は同予算案で総額約17億7300万円を計上。エネルギーや物価高騰に伴う事業者支援には約6億400万円、キャッシュレス決済還元事業に約6億5千万円、学校給食の食材高騰分などを補填する費用として約6600万円を盛り込んだ。

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