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藤沢 文化

公開日:2023.08.04

日本芸術院賞受賞記念
桒山流 触れる彫刻展
9日から

  • 彫刻「過ぎし日」。高さ187cm、幅151cmの大作。幼い頃に母親と眺めた田んぼやかかしがモチーフ

  • 当紙の取材に応じる桒山さん(4月撮影)

 白旗在住の彫刻家・桒山 賀行(くわやま がこう)さん(75)が昨年度「日本芸術院賞」を受賞したことを記念した彫刻展が、8月9日(水)から20日(日)まで藤沢市民ギャラリー(ODAKYU湘南GATE6F)で開かれる。主催は藤沢市、市教育委員会。

 同賞は、国の栄誉機関である日本芸術院が毎年、優れた業績を上げた芸術家を顕彰するため1941年に創設。桒山さんは、日展に出品した彫刻「過ぎし日」の功績で受賞。先月には天皇皇后両陛下ご臨席の授賞式も行われた。

 高校卒業後、彫刻家の道を歩み出した桒山さん。日展を中心に彫刻家として作品を発表し、2007年には内閣総理大臣賞を獲得している創作活動の傍ら、93年からは視覚障害者も作品鑑賞ができる「手で触れて見る彫刻展」を開いている。

 今展では受賞作「過ぎし日」をはじめ、56点の作品を展示。作品はすべて触れることができるようになっている。

「エネルギー溢れる作品を目で見るだけでなく、手で触れて、心で感じてほしい」と桒山さん。

 入場無料。午前10時から午後7時(入館は6時30分)。日曜は5時まで。問い合わせは同ギャラリー【電話】0466・26・5133。

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