藤沢 スポーツ
公開日:2023.08.25
日大藤沢サッカー
接戦のインハイで3位
悔しさを「成長の糧」に
全国高校総体(インターハイ)のサッカー競技が北海道で先月29日から8月4日にかけて行われ、日本大学藤沢高校サッカー部が3位に入賞した。
6月に行われた県予選を2位で通過し、2年連続10度目のインハイ出場となった同校。県予選決勝での敗戦と、昨年のインハイで1回戦敗退となった悔しさを胸に、「今年こそ日本一」を合言葉に、攻守両面で練習を重ねてきた。
厳しい言葉に気持ち引き締め
トーナメントでは、初戦の奈良育英に0対0、2回戦の富山第一も1対1と、2試合連続でPKで勝ち進んだ。
しかし、この結果に佐藤輝勝監督は「自分たちのサッカーができていない。このままではまた悔しい思いをすることになる」と、あえて厳しい言葉を選手たちに伝えた。
強豪との連戦はまだ続く。選手たちの安堵感は、大きな落とし穴になることを指揮官は感じ取っていた。「あの言葉で選手たちの目の色が一気に変わった」とキャプテンの佐藤春斗選手も振り返る。
ここからの米子北戦は3対1、強豪の市立船橋戦も1対0と、攻守ともに高いレベルのプレーで駒を進めた。
迎えた3日の準決勝は、明秀日立との一戦。ここで試合開始早々に失点を許してしまう。「今大会でこれまでなかった展開に、チームに焦りが生まれた」と佐藤監督も分析する。0対2で折り返した後半7分で1点返すも、前のめりの姿勢に相手のカウンターを決められ1対3で無情にもホイッスルが鳴った。
佐藤キャプテンは「日本一を目指していたので、やはり悔しい。全国での試合は簡単に勝てる試合は一つもない。自分たちの得意ではない試合展開でも戦い抜く力が必要」と話す。
残る全国の舞台は、秋の全国高校サッカー選手権。佐藤監督は「全国1位まであと一歩の所まで来られたことで、全国の強豪相手でも勝てる自信を持てたと思う。今回の悔しさから多くのことを学んで、更なる上を目指してほしい」と次の大舞台を見据える。
4選手が優秀選手に
インハイ決勝戦後に大会優秀選手31人が発表され、日大藤沢から4人が選ばれた。優秀選手は以下の通り(敬称略)。
▽DF・尾野優日(3年)、宮崎達也(3年)▽MF・安場壮志朗(3年)▽FW・山上大智(3年)
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