藤沢 社会
公開日:2023.09.01
ワイナリーへ一歩前進
光友会がブドウを試験収穫
社会福祉法人光友会(獺郷)が先月24日、施設に隣接する農場でブドウの試験収穫を行った。
同法人では、障害者の就労支援事業につなげようと、ワイン造りに取り組んでいる。収穫したのは、昨年3月に植えた約200本のブドウ。品種は藤沢で発見された新品種「メイヴ」で、病害虫に強いのが特徴という。
本来は3年ほど育てたものが適しているが、試験的に60kgほど収穫し、県内にあるワイナリーで醸造し味などを確認するという。ワイン造りを担当する一杉好一さんは、「糖度も高く、出来は非常に良い。今年度内に飲めるところまでたどり着くことが目標」と意気込む。
同法人では複数の農場で計400本のブドウを育てており、今後も植える予定だという。一杉さんは「ワインの生産量が確保できたら、法人の施設周辺でワイナリーやカフェなどを開設出来たら」と構想を描く。
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