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藤沢 社会

公開日:2023.09.28

えのすいで啓発イベント
手話の大切さ広がれ

  • 青木愛さん(右)とデフリンピック出場選手らによるトークイベントの様子

 手話の理解促進を図るイベント「手話言語の国際デー2023inふじさわ」が23日、新江ノ島水族館で開催された。

 手話が音声言語と対等であることを認め、ろう者の人権を保障するため国連が9月23日を「手話言語の国際デー」と定めており、各国で啓発イベントが行われている。

 この日は、アーティスティックスイミングで北京五輪に出場した青木愛さんがゲストに招かれ、2025年に東京で開催されるろう者の五輪「デフリンピック」に出場する選手とのトークイベントが行われた。青木さんは自分の名前を手話で披露し、「手話がもっと広がってほしい」と話した。デフリンピック選手からは「水中でどのように音楽とダンスを合わせているのですか」などの質問があがり、青木さんは「水中スピーカーで音楽が流れているが、聞こえにくい時は声を出してリズムを取っています」と答えていた。

 会場では、ほかにもサイレントコメディーショーなどが行われたほか、同館の壁面が手話言語を啓発するブルーのライトアップで染まった。

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