藤沢 スポーツ
公開日:2023.10.06
ボウリング少年男子
大石さんが全国出場へ
「自然体で」意気込み語る
片瀬海岸の江の島ボウルを拠点に活動する大石怜生(れい)さん(17)が、10月8日(日)から鹿児島市サンライトゾーンで行われる「特別国民体育大会(燃ゆる感動かごしま国体)」のボウリング少年男子に出場する。
大石さんは「アマカスジュニアアカデミー」に所属。今年4月に伊勢原市と川崎市で行われた県大会では18ゲームのスコア合計で、3位との接戦を制し2位となり、県代表に選ばれた。
7月に行われた8都県の代表で競う関東ブロック大会では、個人の部はポイントがなく、団体の部で21ポイントを獲得し、東京都と3位タイで全国出場を決めた。「個人は前半が良かったが、後半はコンディションの変化で上手くいかなかった」と振り返る。団体では4年前から切磋琢磨してきた同じく県代表の川合亜門さんとチームで臨み、「チームワークがうまくとれた。リラックスでき、楽しくなってきた」と手応えを語る。
片手投げ貫き
全国に向けては「レーン上のオイルの引かれ方など、コンディションにどう対応するかが重要になる。必要なのは場慣れ」と分析した。練習量を重ね、投球時のスピードや回転数、立つ位置やボールの選び方などを体で覚えていく。「オイルは目に見えないので、対応できるように日々考えて練習するように心がけている」と話した。
関東ブロック大会以降に肘を故障したが、現在は調整しながら全国に備える。少年男子の部は両手投げの選手が多いなか、あくまで片手投げを貫いて戦いに挑む。
「目標は決勝に残ること。緊張せず、自然体で戦いたい」と意気込みを語った。
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