鵠沼在住の塚本ひとみさん(51)が先月11日、福岡市で開催された「全日本ベテランテニス選手権大会」の45歳以上女子ダブルスで優勝した。
ペアを組んだのは横浜市在住の梅田真由美さん。予選から順調に駒を進め、決勝では昨年大会で敗れた相手の橋本明香さん・江馬愛子さんペアと対戦。互いに4ゲームを獲得する接戦の中、橋本さんが足を負傷し途中棄権となり、塚本・梅田ペアの勝利となった。
「驚いた。素直に喜んでいいのか迷った」と塚本さん。「昨年から橋本・江馬ペアに勝つことを目標として練習した。力を試したかった」と思いを滲ませ、「コーチから『勝ちは勝ち』と諭され、優勝を喜ぶことにした」と語った。
塚本さんは鵠沼石上の「セブンカルチャークラブ藤沢」でコーチを務めながら練習している。小学2年生からテニスを始め、中学、高校、大学、実業団と活動。全国優勝は今回が初となる。ペアの梅田選手は大学の後輩。「プレー中は気持ちで負けないよう、声かけなどを大切にした」と塚本さんは振り返る。
「来年は50歳以上で出場したい。出るからには優勝を狙う」と目標を設定し、「年齢を重ねると体力は減少し、球のスピードが遅くなるが、その分コースなどの研究をし、一つ一つの試合を頑張りたい」と話した。
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