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藤沢 スポーツ

公開日:2024.01.12

FJ KICK ASS
藤沢の若手ファイター活躍
永松選手・白谷選手

 藤沢市のキックボクシングジム「FJ KICK ASS」所属の永松進之介選手(フェザー級・23)と白谷フィッシュ征也選手(同級・17)が昨年、プロのリングで勝利を重ねる活躍をみせた。

 永松選手は、先月東京都の両国国技館で行われた「RISE WORLD SERIES2023FinalRound」に出場。対戦相手は小柄な杉山豪基選手で、試合はスピードのある相手のペースで始まったが、ムエタイ出身の永松選手が得意とする蹴り技で相手の動きを止め、3ラウンドでダウンを奪い判定3対0で勝利した。「これまで経験したことのない速さと気持ちの強い相手だったが、勝利できてよかった」と振り返る。昨年は4月と7月にも勝利し、3連勝。「次はRISEでのKO勝利」と目標を掲げる。

 白谷選手は、茅ヶ崎高校に通う現役高校生ファイター。昨年7月にKO勝利でデビューし、9月の2戦目も判定勝利した。11月には、東京都のGENスポーツパレスで行われた「KROSS×OVER-CAGE.2-」に出場し、湯本剣二郎選手と対戦した。

 前に出ながら打ち合うタイプ同士の激しい試合だったが、1ラウンドでKOを飾った。右ストレートなどパンチを得意とする白谷選手は「倒し方のバリエーションを増やすことと、序盤から飛ばしやすいので体力配分を工夫していきたい」と課題を分析する。

 白谷選手は所属ジムで小学生などの講師も務めている。自身も小学3年で格闘技を始めたといい、「楽しさを子どもたちにも伝えられたら」と笑顔を見せた。

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