明治小学校が今年度、創立120周年を迎えた。2月16日(金)に行われる記念セレモニーの企画や準備を担うのは、6年生児童134人。1学期から進めてきた作業が大詰めを迎えている。
「ここは何色が良いかな」。先月30日、教室内には児童の真剣な声が響く。式典では同校を紹介する掲示や映像、ミニチュアの旧校舎展示などが予定され、2つの制作チームが作業を進めていた。この他にも、地域店舗と協力したコラボ商品を担当する「企画営業」や、校外への宣伝活動や費用を管理する「広報・会計」など、さながら小さな会社のようだ。
学校での記念事業はPTAなどが担当することが多いが、同校では児童から「自分たちでやってみたい」との声があがった。昨年6月から検討を始め、夏休み中にそれぞれの児童がやってみたい事をレポートにまとめるなど、イメージを固めてきた。
9月には各チームに分かれ、総合学習の時間を使って作業を進めた。広報担当の児童は「やったことのないことをたくさん経験できた。本番が楽しみ」と満面の笑みをみせる。小野田孝子校長は「6年生が自分たちで発案し、ゴールを決めることで、とても積極的に取り組んでくれている」と目を細める。
「つながり」を形に
16日の記念セレモニーは、第1部は在校生を対象にクイズやスタンプラリーを行う。
午後1時45分から3時までの第2部では、体育館を会場に一般参加を受け入れ、オリジナルデザインの文房具や、コラボ商品のパン・和菓子・洋菓子などを販売。同校の歴史を学ぶ展示コーナーなどが予定されている。小野田校長は「今年度は『つながる』を学校のテーマにしている。式典で地域とのつながりがより深まれば」と話す。式典は雨天決行。持ち物はエコバッグ、スリッパ。
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