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藤沢 教育

公開日:2024.03.01

中学人権作文コンテスト
入賞作13編を表彰
初の文部科学大臣賞も

  • 市長から表彰を受ける生徒(右)

 人権尊重の大切さを学ぶ「藤沢市中学生人権作文コンテンスト」が開催され、応募された1276編のうち、市長賞6編、教育長賞7編、優良賞8編、奨励賞43編が選ばれた。市長賞及び教育長賞は、先月23日に市役所本庁舎で表彰式が行われた。

 受賞作では、いじめ問題や介護福祉、ジェンダーや震災などのテーマが語られた。表彰を受け、各生徒らは「社会科の課題から人権について考えるきっかけとなった」と思いを述べた。

 市長賞に選ばれた作品のうち、湘南台中学校3年生の寺内瑞偉さんは、先天性の病気を抱えた弟への周囲の反応をもとに多様性について考える作文で、県最優秀賞のほか、市内で初となる文部科学大臣賞を受賞した。受賞に際し寺内さんは「人権について、私たち一人ひとりが考えていくことが大切だとわかった」と振り返った。

 審査を務めた有馬進一人権擁護委員は講評で「見つけた人権課題を高校以降の総合探究につなげてほしい」と話した。

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