中学硬式野球の南関東選抜メンバーとして、昨年暮れに台湾で開催された「日台会長盃国際野球大会」で準優勝した選手3人が12日、藤沢市の鈴木恒夫市長を表敬訪問し、結果を報告した。
市役所を訪れたのは、いずれも中学2年生の広岡喜兜(ゆきと)さん(片瀬中)、後藤栞汰(かんた)さん(明治中)、岸田尚恭さん(湘南台中)。広岡さんと後藤さんは藤沢リトルシニア、岸田さんは湘南寒川リトルシニアに所属している。昨年秋にそれぞれのチームで南関東支部秋季大会に出場し、大会での活躍が評価されて選抜チーム入りを果たした。
12月27日から31日まで開かれた日台大会には、日本から代表10チームが出場。台湾の10チームと総当たり戦を行い、南関東選抜は8勝2敗の成績を収めた。
主に打者として試合に出場した広岡さんは「初めはチームに馴染めるか不安だったが、チームメイトに声を掛けてもらい、助けてもらった。悔しさもあるが、2位という結果に満足。将来は野球に関わる仕事をしたい」と話した。左翼手を務めた後藤さんは「台湾の選手たちは体格が良く、球も速かった。試合ではバッティングをコンパクトに鋭く対応させるのに苦労した」と振り返り、「いろいろな角度からプレーを見ることができたのが収穫」。岸田さんは「選抜チームの練習会で周りの選手たちのレベルの高さを知った。今回の経験を生かし、学力も野球の技術もしっかり伸ばして甲子園に行きたい」と抱負を語った。
鈴木市長は「素晴らしい成績を収め、おめでとう」と選手らを称え、「さらに成長してがんばってほしい」とエールを送った。
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