プロバスケットボール湘南ユナイテッドBCは、15、16日に秋葉台文化体育館で被災地応援試合を行った。
対戦相手は石川県七尾市に拠点を置く金沢武士団。同クラブは元日の能登地震で被災し、体育館が使えなくなるなど、一時活動休止と厳しい状況が続いたという。2月リーグに復帰したが、同じリーグを戦う仲間として、湘南は応援活動をすることを決定した。
当日は、チームグッズと能登の名産品の販売店が出店したほか、この日のために急きょ作った両チームのマスコットキャラクターが登場するオリジナルTシャツも特別販売。売上の一部を寄付した。15日、観戦に訪れていた藤沢に住む夫婦は「スポーツを通した支援は素晴らしいと思う。もっと広がってほしい。これからTシャツを買いに行く」と話した。
試合後のあいさつでは、両チームがオリジナルTシャツを着用。堀田剛司ヘッドコーチ(HC)も「ぜひ応援を」と話し、コートをともに歩いて支援を呼び掛けた。
対戦結果は両日とも湘南が勝利した。
8強まであと6試合
現在、湘南はシーズン当初の目標に掲げていたプレーオフ出場枠の8位以内に王手をかけている。ただし、7位から9位が横並びの状況だ。
堀田HCは「1戦の負けが大きく影響する」とし、「今までやってきたことを継続し、質を高めて臨みたい」と決意を示した。次回ホーム戦はシンコースポーツ寒川で3月29、30日。対岐阜スゥープス戦。詳細はクラブ公式HPで。
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