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入れ歯レポート 「適切な診断｣でこそ活きる材料 入れ歯治療の「駆け込み寺」ひらの歯科医院
平野哲也院長：新潟大学卒。1998年に｢ひらの歯科医院｣を開業。入れ歯治療に特化し、様々な難症例に対応してきた
毎日の食事を支える入れ歯だが、せっかく作っても「上手く噛めない」「痛い」など、お困りの人も多いという。入れ歯治療の「駆け込み寺」として、遠方からも患者が多い『ひらの歯科医院』は、精密入れ歯治療（自由診療）に特化し、一人ひとりに最適な入れ歯を提案する。平野哲也院長に話を聞いた。
「高いお金をかけて入れ歯を作ったのに、上手く噛めないというお悩みが増えています」と、平野院長。近年は材料の進歩が進み、さまざまな入れ歯の選択肢があるが、「本当に大切なのは、材料よりも適切な診査・診断なんです」と力説する。口の中は人の数だけ違い、噛み合わせも人それぞれ。「なのに、型をとって材料だけ良いものを使ってすぐ入れ歯を作るような方法では、満足できる入れ歯になりません」と話す。
使って分かる本当の調整点
同院が自由診療に特化するのも、「満足できる入れ歯」にこだわるからだ。専任の入れ歯カウンセラーがしっかりと悩みを聞き取り、歯科医師が精密診査と診断をしっかりと行って治療用の義歯を作成。それを使って実際の生活をしてみることで、「本当に必要な調整点」が見つかるのだ。「柔らかいシリコンの入れ歯を使った方が良い場合、金属を使った方が良い場合など、状況によって材料を使い分けることが大切。適切な診断と調整があってはじめて材料が活きる。だから満足度が違うんです」と笑う。さらに、歯茎の少ない総入れ歯や、残った歯が噛み合わない状態など、難症例ほど同院の得意分野。「小さな悩みでも、まずは相談を」と話す。
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