「命をなんだと思っているんですか」。長後で動物保護を行っているNPO法人ことりのおうち(高見広海代表)の公式X(旧ツイッター)が話題となった。
先月22日、同法人に生後半年ほどの生きたセキセイインコが郵送で届いた。小さなプラスチックケースには使い捨てカイロが入っており、包んだ紙袋には空気穴が無い状態。送り主の名前もなく、飼い主が亡くなって飼育できなくなったという内容のメッセージのみ。高見さんはXで「遺棄と同じ」「こんな危ない方法で送るなんてありえない」と怒りをあらわにした。この投稿が広がり、高見さんの元には百件近い問い合わせが寄せられた。送られてきたインコは新たな里親が決まり、24日に同法人から巣立っていった。
小動物の郵送について、日本郵便では魚介類や小型鳥類の郵送が可能だが、「健康体であること」などの条件がある。高見さんは「ペット業界の立場では動物の郵送が可能なのはありがたい一面もある」としながら、「動物にとってはとてもストレスがかかること。温度や酸素、つぶれないしっかりした容器など命を守る運搬の方法をしてほしい」と呼び掛ける。
昨年、鳥類や猫など約190の命を新たな里親につないだ同法人。「最後まで責任を持って育てるべきですが、どうしても飼いきれない事情が起きることもある。困った時は相談してほしい」と話す。同法人の問い合わせは【携帯電話】080・3428・8792。
![]() インコが入っていたケース
|
ロボット企業交流拠点ロボリンク神奈川県の「さがみロボット産業特区」の取組みで生活支援ロボット発展へ https://www.pref.kanagawa.jp/osirase/0604/robolink/index.html |
<PR>
藤沢版のローカルニュース最新6件
|
市役所がクラブに?3月21日 |
|
|
|
|
|
<PR>