8月26日から9月6日まで有明テニスの森公園テニスコートで開催された「ユニクロ全日本ジュニアテニス選手権2024」の14歳以下男子シングルスで、鵠沼中学校2年の遠藤栞吾さん(荏原湘南スポーツセンター所属)が初優勝を飾った。
同種目は26日から6日間の日程で試合があり、64人が出場。遠藤さんは連日1試合ずつトーナメントを勝ち進んだ。決勝戦では、昨年の全日本ジュニア男子ダブルスで優勝した1学年上の選手と対戦。第1・第2セットとも0-2とリードされたが、粘り強いラリーを展開し、6-2、6-3で制した。「競った場面で自分の武器であるバックハンドを生かして勝つことができた」と優勝の喜びを語った。
頂点をつかんだ遠藤さんは副賞として、12月に米国のIMGアカデミーでの合宿に派遣される。同アカデミーは錦織圭選手らトップアスリートを数多く輩出しているスポーツの名門教育機関で、「世界トップクラスの環境でテニスを学べることは貴重な経験になる」と胸を躍らせる。
荏原湘南スポーツセンターのアドバイザーで杉山愛さんらを指導した内山勝さんは遠藤さんについて「相手の持ち味に対していかに攻め込んでいくかを自分で考え、頭脳的なテニスができる選手」と評価する。
先月上旬にチェコで開かれた国別対抗戦の「ワールドジュニア決勝大会」に日本代表チームの一員としても出場し、8位入賞の成績を収めた遠藤さん。「ITF(国際テニス連盟)の大会に出て、世界に通用するプレーヤーになることが目標」と意欲を示す。
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