視覚障害者も作品に触れることで鑑賞することのできる「手で触れて見る彫刻展」が現在、藤沢市民会館で開催されている。12月1日(日)まで。
会場の第1展示集会ホール(2階)には、2022年度に日本芸術院賞を受賞した白旗在住の彫刻家・桒山賀行(くわやまがこう)さんと、桒山さんの指導を受けるアマチュアグループ土曜会のメンバーが手掛けた仏像や家族像、動物像といった作品約60点が並ぶ。両者は1993年から同様の展示会を実施しており、「毎年熱心にご覧くださる方々の笑顔に励まされ、今年で33回目を迎えることができた。多くの皆さまにご覧いたたければ」と来場を呼び掛けている。
会期中は「指で読む絵本展示」と題し、布や紙といった材料を使い、手触りを重視して物の形を理解できるように制作された絵本の展示もある。そのほか、同時に開かれている催しは要予約。
時間は午前10時から午後5時。入場無料。藤沢市の主催。問い合わせは藤沢市点字図書館【電話】0466・44・2662。
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