藤沢 社会
公開日:2025.01.24
防犯性能の実験
窓ガラス割ってみた
昨年から相次ぐ「闇バイト」による広域強盗事件。その多くは窓ガラスやドアのガラス部分を破って侵入されたケースといわれ、犯罪被害の不安が高まっている。どんな窓ガラスなら、防犯に役立つか。原町内会館で15日、ガラスの防犯性能を確かめる実験が行われた。注文住宅を手掛ける(株)伊藤建設(市内藤沢)の社長・伊藤正太郎さんが窓ガラスをハンマーで割って試した=写真。
厚さ5mmの一般的な窓ガラス、網入りガラス、フィルムを貼ったもの、特殊な樹脂シートを貼り合わせた複層ガラスなど6種類を用意。一般的なガラスは1回叩いただけで大きく破損。網入りも貫通した。「火災時に飛散するのを防ぐガラスで、防犯効果はないですね」と伊藤さん。フィルムを貼ったものや防犯ガラスは何度叩いてもひびは入ったが、貫通しなかった。実験の様子は動画で公開される予定。
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