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藤沢 ピックアップ(PR)

公開日:2025.02.28

60th
藤沢の「未来」をつくる

  • 重機での除雪作業

  • 地域の清掃活動に精を出す

  • 損壊した西浜橋高欄を修復

 普段何気なく暮らしているまちの風景、歩いている道路、渡る橋など、災害の際には幾度も水浸しとなったり、雪に埋もれたりする。だが、気がつくと日常に戻っている――。そこにはいつも、藤沢市建設業協会の尽力がある。

 これまで市内のインフラを支え、市民生活の基盤を保全してきた同協会。社会貢献活動に力を注ぎ、近年は日本全国で激甚化する災害に対応し、地域を守る役割を務め信頼を集め、埼玉県八潮市で発生した下水道管損傷による大規模な道路陥没などでも懸念されるインフラの老朽化、下水道管の調査や陥没時の緊急対応も行っている。

プロの災害対応

 市と防災協定を結び、地震・大雨・暴風・積雪などの災害発生時や災害発生が予想される際に対応してきた。重機やスコップ、融雪剤による除雪作業を行うほか、台風発生時に出動するのも同協会の大切な役割だ。

 2014年の台風による境川河川護岸崩壊箇所の応急復旧工事や、19年の台風による西浜橋高欄倒壊の復旧工事は記憶に新しい。昨年8月の台風による幹線道路への倒木では、迅速な対応処置により通行を確保するなど、土木の専門家である同協会ならではの方法で市民の日常を迅速に取り戻した。

防災意識は常に

 地域に根差した活動としては他にも、防災訓練の実施などが挙げられる。

 自然災害対応訓練では、家屋の倒壊や倒木の際にいかに取り除き、救助活動を行うかをシミュレーション。各企業が共通認識や知識を育む活動を行う。

 また、総合防災訓練を消防局や消防団と協力し行うなど、市民の安心安全を守るため、24時間365日災害時に出動できる体制を整えている。

全国初の試み

 23年には、同協会が代表企業として他企業と共同企業体を組み、藤沢市下水道管路施設包括的民間業務委託を市と契約した。

 市内の下水道のインフラである管渠の約3割は、今後10年で50年を迎える。今回の委託で、市内の人孔蓋や取付管約800カ所の修繕や下水道用地の管理を担当する。建設業協会による受注は全国で初の事例。信頼と技術力の高さがうかがえる画期的な取り組みだ。

地域と身近に

 同協会では、ビーチクリーン活動や駅前清掃など、まちの過ごしやすさを守る活動も行っている。

 5月のふじさわ産業フェスタや9月の市民まつりでは、重機の展示のほか、高所作業車体験コーナーには長蛇の列ができるほどの人気だ。

 12月には、藤沢工科高校で出前授業を開催。作業現場で実際に働く際の技術ややりがいを体験でき、地域に根付く活動を行っている。

次の未来へ

 近年は労働者の高齢化による人手不足など課題も残る。「先達のように状況を打開する果敢なチャレンジを今後も続けていく」と村上会長は話す。地域のニーズに応え、次の10年、さらにその先を、変わらぬ信念と熱意でつくっていく。

一般社団法人 藤沢市建設業協会

神奈川県藤沢市朝日町5-7 (藤沢市建設会館2階)

TEL:0466-27-3341

https://www.fujisawakenkyo.com/aboutus.html

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