キャリア40年以上、コミュニティーFMレディオ湘南の現役DJ 在津 紀元さん 鵠沼在住 85歳
遊びこそ一生懸命に
○…今年の3月22日は、日本でラジオ放送が始まって100年目。85歳ながらレディオ湘南など40年以上に渡り、現役DJとして活躍する。年齢を感じさせない凛とした佇まい。「ラジオマイクに向かって喋るときはリスナーと会話しているように」とコツを語り、「いつも真剣勝負」と覚悟を話す。番組のメインは音楽。「自分の楽しみを聴いている人にも分け与えたい」と約5千枚の自分のコレクションから選び届けている。
○…中学生の頃、高校受験ラジオ講座を聴き始め、深夜放送から流れてくるジャズなどの洋楽にはまった。そして大好きな音楽に華を添えるDJたちに憧れるようになった。大学卒業後はコピーライターとして広告業界に入り、レコード会社のイベントの企画構成や演出などに携わった。その経験で培った企画力は、DJとしての番組運営にも生かされている。
○…風向きが変わったのは43歳のころ。当時流行していたミニFM局を、辻堂新町の自宅で家族と開局した。憧れというよりは、親子の遊びの一つだったが、これが長いキャリアの始まりだ。一人で担当するようになるも「遊びこそ一生懸命にやる」と継続。それが話題を呼び各種メディアに取り上げられ、96年に開局したレディオ湘南に誘われた。放送局が遊行通りにあったころは「生放送中に道行く人を飛び入り参加させるなど、いろんなことをした」と笑う。一生懸命な「遊び」の放送は、そこでも名物となった。
○…最近は音楽だけでなく、認知症予防に関する情報も専門医を交えて発信。往年の名曲を流すのもリスナーの「脳の活性化」が目的だ。目標は「最高齢のラジオDJとしてギネス世界記録に認定されること」。まだまだここは通過点だ。
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