神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
藤沢版 公開:2025年5月16日 エリアトップへ

藤沢各地で凧揚がる 5月の風物詩

文化

公開:2025年5月16日

  • X
  • LINE
  • hatena
藤沢各地で凧揚がる

 5月上旬、藤沢の抜けるような青空に、2地区から凧が揚がった。境川沿いを拠点とする「立石凧保存会 風神会」(神崎憲一会長)と、市北部打戻の「南風會」(金子一男代表)だ。

 3日から5日にかけてに揚げられた風神会の凧は、12畳(19・44平方メートル)のものを含め3種類。12月に丹沢山地で採れた竹を乾かし、薄く削り角を残さず取って組み立てる。夏には「風」「神」「蓮」の模様を施し、毎年約15カ月をかけて作成する。

 古くから境川下流沿いで行われていた凧揚げ。約50年前から地域の恒例行事として、5月には青空の下で宴会と凧揚げを行う。今では立石だけでなく市内から参加者が集い、今年も多くの人が凧を見守った。「揚がったときは歓声があがった。毎年のことだが達成感がある」と同会のメンバーは話す。

 4日には、南風會の作成した「御」「所」「見」の凧が打戻の空を泳いだ。御所見地区内で採れた竹を地元の建設会社の倉庫で組み立てる。

 今年は竹をなるべく細く割くなど軽量化のために工夫を重ね、倉庫に搬入できる3間(高さ5・45m)の大きさに初挑戦した。当日は3時間にわたり空中に留まり、初の試みは大成功。同会は「来年はさらに大きな凧を空に揚げたい」と意気込んだ。

<PR>

藤沢版のローカルニュース最新6

音楽奏で復興願う

音楽奏で復興願う

21日 市民会館

6月15日

藤沢勢3組が県進出

小学生バレーボール

藤沢勢3組が県進出

6月13日

7年ぶりの全国大会へ

西高かるた部

7年ぶりの全国大会へ

悲願の近江 目指すはベスト16

6月13日

辻堂で野菜朝市

SFC学生ら

辻堂で野菜朝市

29日から毎週日曜

6月13日

もし海に落ちたら

響き渡る和の調べ

響き渡る和の調べ

6月21日、池上筝・三絃教室

6月13日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

藤沢版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

響き渡る和の調べ

響き渡る和の調べ 文化藤沢市

6月21日、池上筝・三絃教室

6月21日~6月21日

藤沢版のイベント一覧へ

バックナンバー最新号:2025年6月15日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Facebook