戻る

藤沢 スポーツ

公開日:2025.06.03

日大藤沢ラグビー部
「規律とパッション」で狙う頂
6日開幕、21年ぶりに関東へ

  • 関東大会出場を決めた法政二との準々決勝で必死にトライを奪う日大藤沢の選手=提供

 同部は先月10日に秋葉台公園で行われた関東大会神奈川県予選会で、法政二高に勝利を収めベスト4に。準決勝、3位決定戦では敗北したものの、予選4位で関東大会の出場権を獲得した。

 「徹底した守りが功を奏した」。大舞台への切符を手にした要因を向淳造監督はこう語る。部員36人のうち約半分は高校から競技を始めた初心者ながら、相手の隙を突いてトライを奪っていった。

 毎年チームテーマが変わる同部。今年は「規律とパッション」を掲げた。藤沢ラグビースクール出身で、同部でキャプテンを務める林遥陽さん(3年)は「規律を守れなければ反則や失点につながる。荷物をきれいに並べるなど普段の生活にも落とし込み、プレーに生かしている」と説明。ランニングトレーニングでは「パッション」という掛け声で互いを鼓舞する。「走り負けて勝てなかった場面も多い。辛い時も皆と一緒なら乗り越えられる」といい、屈強な足をのぞかせる。

 高い目標意識を持って練習を重ねるも「全国レベルの常勝校は簡単に勝たせてもらえない」ということも認識している。「油断せずに自分たちの全てを出し切り、優勝したい」。高まる興奮を胸にグラウンドへ上がる。

 同部は7日(土)午前10時から、名門・東京高校との初戦を迎える。

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

藤沢 ローカルニュースの新着記事

藤沢 ローカルニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS