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藤沢 社会

公開日:2025.06.13

SFC学生ら
辻堂で野菜朝市
29日から毎週日曜

 辻堂駅北口の神台公園で6月29日から9月までの3カ月間、毎週日曜日に藤沢産野菜のマルシェ「辻堂朝ごはん朝市」が開かれる。朝市の毎週開催は市内初の試み。時間は午前7時から9時。主催は、慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)の学生らが主導する実行委員会。藤沢市が後援する。

 当日は地元農家による採れたての有機野菜が、藤沢産の藍に彩られたテントで提供されるほか、それらの食材を使った朝ごはんも販売。また、芝生広場を用いたヨガ体験も開催予定だ。

 「有機野菜の魅力を伝えたい」と委員会の中心となった同大総合政策学部4年の杉優之介さんは話す。日曜朝の開催は「農作業の負担にならず、家で子どもがまだ寝ている時間なら買い物しやすいのでは」と考えた結果だという。

 このプロジェクトは、同大の玉村雅敏研究室での研究テーマ「ソーシャルマーケティング」の一環。テーマを地元野菜の訴求にしたきっかけは、杉さんの辻堂でのアルバイト経験からだ。「利益を求めると他の小売店と価格競争をしなければならない。農家の希望する売り方ができていないのではないか」。客と売り手の交流を深めながら野菜の魅力を伝えることを目的に、朝市の開催を決定した。

 藤沢市や市内の関係業者の協力を得て、産学公の連携を作った。近隣で開催されている他のマルシェに取材をしながら、売り手・買い手が求めていることを研究したという。

 「来場者が朝から元気になれるマルシェしたいぜひお越しいただければ」と杉さん。問い合わせは同実行委公式インスタグラムから。

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