藤沢西高校の競技かるた部がこのほど、第47回全国高等学校小倉百人一首かるた選手権大会予選で団体戦県準優勝を収め、7年ぶり19回目の全国大会出場の切符を手にした。大舞台での活躍を誓う部員たち。日々の練習にも熱がこもる。
競技かるたの団体戦は最大8人編成で、試合に出るのは5人。1人ずつ対戦相手と戦い、先に3勝を獲得したチームが勝利となる。
県予選ではリーグ戦を行った後、上位16チームでトーナメント戦を開催。迎えた準決勝では4勝を収め、全国出場を果たした。3勝目を挙げた野上星(あかり)さん(2年)は「先制していたが、後半相手も粘っていて緊張した。勝ててよかった」と振り返る。その後の決勝では惜しくも優勝を逃したが、悔しさをバネに高みを目指す。
チームの要となるのが吉本勇真主将(3年)。「全国なので厳しい戦いになると思う。でも、1勝は僕がしてくるから、あと2勝はよろしく」とメンバーに声をかけ、絶対的エースとしての貫禄を見せる。
指導をする永吉寛行さんは「静かだけれど、したたかさがあるチーム。試合を安心して見ていられるし、運も味方している」と話す。また「ベスト16位と言わず、西高史上初のベスト4以上を目指してほしい」と期待を込めた。
全国大会は7月20日(日)、滋賀県の近江神宮で開かれる。
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