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藤沢 文化

公開日:2025.06.27

打戻・宇都母知神社
溜池祭を初斎行

  • 溜池の前に立つ御厨宮司(左)と少年の森・小雀所長

 打戻の宇都母知神社(御厨浩和宮司)が来月6日(日)、同社の飛び地である藤沢市少年の森内の溜池「みどりの泉」で「溜池祭」を初めて斎行する。午前11時半から。

 溜池は1707年に作られ、周辺の耕作地の水源として利用されていた。御厨宮司は「水利問題のため周囲の人びとから委託され、神社の管轄となったと言われる」と紹介する。

 2021年には、江戸時代後期に描かれた「相州高座郡打戻村絵図」への記載が確認され、伝承が正しいことが証明された。その後護岸工事や水質調査を経て、今回の斎行を実現できることになったという。

 今年から同社が管理する水田への活用も始まっている。祭当日は豊穣への感謝と永続を祈る。御厨宮司は「市や市議会議員、そして少年の森の協力を経て行うことができる」として「神社が1600年間残り続けていることも皆さんのおかげ。氏子、参詣者や多くの人に見てもらい、次世代に思いを伝えていきたい」と話した。

 式典は誰でも観覧することができる。雨天でも斎行。問い合わせは同神社【電話】0466・48・9633。

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