藤沢 意見広告
公開日：2025.08.29
みんなにやさしい藤沢を！ 市政報告
実情にあった避難所準備を
藤沢市議会議員 くりはら貴司
７月30日に津波警報が発令された事はご記憶に新しいと思います。
先日、市からその災害対応の最終報告をいただきました。人的被害・建物被害は０件で安堵をしておりますが、帰宅困難や休業を余儀無くされたなど、ご苦労をされた方々がおり、まずはお見舞いを申し上げます。
最終報告によると指定避難所に避難をされた方の人数は、辻堂１４５３人、片瀬１１７５人、鵠沼２３９１人で、正面に海、そして両側面に河川に囲まれている鵠沼が他の地域に比べると避難者数が多いのが如実に見て取れました。幸いこの鵠沼含め、各避難所の開設・運営に関しては大きな問題や混乱が無かったとも聞いております。
避難者が多く集まる鵠沼地区の特徴として、津波被害を受けやすい沿岸、海岸からは距離はあるが河川からの影響を受けやすい、そして多くの避難者が受け入れられる避難所であることの３つが挙げられます。
鵠沼地区だけを見てもその様な実情があり、多くの避難者が集まることを考えると、他の地域も含め、市の備蓄品が地域の需要に対応しているとは思えませんし、間に合っているとも感じておりません。
今後は各市民センターや防災安全部などが協力し、各避難所ごとに避難訓練を実施し、その結果に基づき、実情に合った避難所の準備を進めていくよう、市に訴えかけてまいります。
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