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藤沢 社会

公開日:2026.01.01

変わる西北部 未来の景色は
西北部総合整備事務所長インタビュー

  • 本紙の取材に応じる中尾武所長

 藤沢市西北部では、人口増加に伴う農工商の各産業の連携や新たなまちづくりが進められている。市都市整備部西北部総合整備事務所の中尾武所長からこれまでの取り組みと今後の展望を聞いた。

 ――葛原地区の「新産業の森」整備事業開始から13年が経ちました。

 「『新産業の森』は、北部・第二・西部・南部の4地区で開発が進む本市の新たな産業拠点です。2012・14年度に市街化区域へ編入された北部地区では、工業・物流拠点の形成が進み、24年3月にはさらに北側約8・4ヘクタールを編入しました。一方、豊かな自然が残る西部地区は、環境を継承しつつ産業を導入する重要なエリアです。今年度末に策定する『まちづくり基本構想』を経て、33年度頃の市街化区域編入を目指して検討を深めていきます」

 ――遠藤地区では「健康と文化の森」のまちづくりが進んでいますが、特に注力していることは。

 「慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス周辺を『健康と文化の森』と位置づけ、24年3月に市街化区域に編入しました。現在、菖蒲沢境交差点から遠藤山崎交差点付近にかけての約36ヘクタールで、土地区画整理事業を推進しています。この区域内では、大学周辺の地域資源を生かすとともに、湘南台駅へのアクセスの良さによる人気上昇から約2700人の人口増を見越し、幹線道路沿いへの利便性の高い商業施設の誘致、住宅用地の確保、公園や緑地をバランスよく配置したまちを目指しています」

 ――昨年は「遠藤葛原線」の一部区間が開通しました。この道路の意義と今後の予定は。

 「遠藤葛原線は『新産業の森』と『健康と文化の森』を連結し、交通網を強化する大動脈です。現在は辻堂駅周辺から綾瀬スマートICを結ぶ道は県道42・43号に限られていますが、本線をつなぐことで市西部の利便性は飛躍的に向上します。今後は南へ約2・5キロの延伸を検討し、湘南ライフタウン等を経由する市道辻堂駅遠藤線との接続を目指します。27年度以降の事業認可に向け、現在都市計画手続きに向け取り組みを進めている段階です」

 ――市民に向けてメッセージをお願いします。

 「これからも藤沢市全体が持続的に発展できるよう、地域の自然や地域住民のニーズと調和した魅力あるまちづくりに邁進していきます。今後ともご理解・ご協力のほど何卒よろしくお願いします」

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