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藤沢 意見広告

公開日:2026.01.01

藤沢の想いを神奈川へ㉘
デフリンピック閉幕で共生へ始動
神奈川県議会議員 市川かずひろ

 昨年11月15日から12日間にわたりきこえない人、きこえにくい人の国際スポーツ大会「2025デフリンピック東京大会」が開催されました。

 私は、県議会手話言語普及推進議員連盟の事務局長として、第1回パリ大会から数えて100年目の節目の大会が日本で開催される意義をしっかりとレガシーとして残すため、繰り返し議会で発言し、地元では関係者のみなさんと気運醸成イベントに取り組みました。

 2021年当時は16・3%だったデフリンピックの認知度は、大会直近には38・4%となりましたが、パラリンピックの認知度97・9%との差に、どうすれば良いのだろうと思い悩んだりもしました。しかし、大会が始まり藤沢市ゆかりのサッカーの宮城実来選手や水泳の荒川輝久選手をはじめ、日本代表チームの活躍やデフアスリートのひたむきな姿が連日報道されるたびに、認知度と応援の気運が日増しに高まりました。

 79の国・地域から約2800人の選手を受け入れ、観客目標10万人をはるかに超える約28万人の来場者を迎え閉幕した日本大会の開催は、ゴールではなく、次代を担うきこえないきこえにくい子どもたちにとって、夢と希望を実現していく力と勇気をもたらした新たなスタートです。

 今年は、大会理念である「共生社会の実現」に向けた取り組みを加速させ、レガシーを示していかなければなりません。全国初の手話言語条例を議員提案で成立させた神奈川から、そして、神奈川県聴覚障害者協会センターがある藤沢から、真の共生社会実現に向け努力していきます。

市川和広政務活動事務所

神奈川県藤沢市川名2-2-3 第1えのはビル

TEL:0466-26-4230

http://www.ichikawa-1ch.com/

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