藤沢 社会
公開日:2026.09.24
【STOP!交通事故】藤沢北警察署管内最高齢81歳の交通指導員 歩行者の安全この一振りに
地域の朝の交通安全を守る「交通指導員」。大庭在住の山本サチエさん(81)は、藤沢北警察暑管内で最高齢の交通指導員として街頭に立ち、登校する子どもら通行者を誘導する。
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山本さんが立つのは、小糸小学校の児童が通行する湘南大庭401号線の南側の横断歩道。毎月1日と15日の午前7時30分から8時25分頃と、春と秋の全国交通安全運動期間に活動する。
40代の頃、母が指導員を長年務めており、体調不良になると代わりに長後天満宮の横断歩道に立つことがあったという。周囲から「できる範囲でいい」という頼みもあり、正式に活動を始めることとなった。仕事や生活との兼ね合いで指導員になることをためらう人もいるが、「やる気があれば5分でも立ち、子どもの元気な声を聞きたいと思える」と話す。
30年以上務める中で、通学する子どもの数やあいさつの仕方の違いなど、地域の変化に気づくことも。「共働きや核家族化が進む現代こそ、地域の見守りが大切」と力強く語る。
活動は生きがい
道路に立つ上で気になるのは、乗用車の運転者による交通マナーだ。横断歩道は坂道にあり、下りの際にスピードを出し過ぎていたり、イヤホンで音楽を聴くなど集中できていなかったりする運転手を見かける。
「自分が警察官ではないことが分かると減速しない車もある」。歯がゆい思いをする場面もある中で、「自分の旗の振り方一つで子どもの命が守られる」という気持ちを強くする。歩行者には「車が一旦停止するとは限らない。自分の身を守ることを最優先に」と呼びかけている。
やりがいは「子どもからエネルギーがもらえること」。自身の心身の健康にも効果をもたらしており、「機敏性や察知能力が保たれている」と実感。耳もしっかり聴こえ、老眼鏡も使わず日々を若々しく過ごす山本さん。
「活動は生きがい。体力が続く限りやらせてもらいたい」といい、笑顔を見せた。
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